腐食しない海水配管を設置したいなら
海水を使用する場合、鉄などの材質であると錆びたりして不具合を生じることがあります。
簡単な部品などであれば交換すればいいですが、大きなものやベースとなっているものの場合は新しいものに取り換えるのは難しいです。
規模が大きくなればそれだけ交換するための時間などもかかってしまい、余計な労力を使うことになりかねません。
特に工場などで冷却のために海水を利用している場合は、使用する配管に注意する必要があります。
海水は塩分が多く含まれているため、鉄などの金属ではすぐに錆びてしまいます。
そのような海水配管の場合は、FRPなどの繊維強化プラスチックを利用することが大事です。
内側は海水が通るため耐食性に優れていて、外側は外部環境による劣化などを防ぐために対候性が強いものが必要です。
またそれらの中間には強度を持たせるための、強化層がある配管が大切になります。
そうすることで海水配管として、十分に性能を発揮することができます。